こんな日は月でも観に行こう
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こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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朝日新聞夕刊に紹介されました

朝日新聞2018-05-29夕刊先月5月29日の朝日新聞夕刊において京都清宗根付館の取材記事が掲載されました。
その中で戦後の根付界を代表する故 藤田寶山氏の作品とともに、私の作品が紹介されました。

藤田寶山氏は明治の名工山田法実の流れを組む江戸根付復興の祖です。
技巧的な作品で知られますが今回は手馴染みの良い戌が採りあげられました。

朝日新聞デジタル会員の方なら、以下のWEB版でも同じ内容をご覧いただけます。会員専用の記事ですが、無料会員登録の入力さえすれば新規でも読むことはできます。作品画像はとてもきれいに出ています。

朝日新聞デジタル「(私のイチオシコレクション)現代根付 京都・清宗根付館 伊達淳士」≫
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| イベント | 16:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【根付教室】紐通しの孔について

紐通しの孔について先日の根付教室でちょっとしたミニ講座を行いました。

自由な発想から生み出される根付ではありますが、抑えどころというものがあり、それが紐通しの孔になります。
教室では根付最大の特徴である紐孔を作品にどう活かすのかということを取り上げました。

とかく根付は意匠や技術にばかり注目されることが多いのですが、紐孔のまとめ方を見ると作者が作品にどれだけ愛情を持っていたかということが見えてきます。

江戸から続く根付の歴史の中でさまざまな時代の特徴を引き継ぐ根付の紐孔は多様に変化してきました。
どんな紐孔がいいのかということは、古典作品にその答えがあります。
多くの先達が同じ命題を掲げて紐孔の位置や形状、装飾を工夫をしてきたからです。

次回の講座では「根付らしい造形とは?」をテーマに話したいと思います。

| コラム | 15:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【コラム】 守るべきもの

先日護国寺にて、象供養の法要に参列してきました。
作品を通して貴重な象牙と向き合っている私にとっても大切な日でした。今年で92回目を迎え、先人先輩諸氏が代々継承してきた象供養です。92回といえば昭和26年から営まれた歴史を持ち、衆議院議員をはじめ、台東区長、経済産業省、東京都産業労働局商工部からもご来賓いただき厳かな裡に式典が催されました。主催いただいた、東京象牙美術工芸協同組合の関係者各位のご尽力に感謝申し上げます。
 象牙は人類の歴史のなかで古くから工芸品や美術品に活用され、現代では環境保全、動物保護のもと、共生共存を目指す活動が国内外を超えて進められています。
天然資源はいずれ枯渇してていきます。失ってからは戻すことはできません。現在から未来へ守るべき大切な資産と文化を受け継いでいきたいと改めて感じた1日でした。

象供養石碑

象供養

| コラム | 12:36 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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【お知らせ】教室だより

【お知らせ】
ついに昨日立川にて根付教室が開講しました。
継続生徒に交じって新規生徒を迎え、新たな雰囲気に包まれたなか初回の講座を無事に終えることができました。

新規生にとって興味津々なのが「左刃」。象牙用の特殊な彫刻刀で形状と持ち方に最初は戸惑っていましたが、徐々に扱いも慣れてきた様子。左刃を使いこなすには時間はかかりそうですが、これがどんどん自分の指の延長になってくると作品も変わってくるので楽しみです。
それ以外にも根付彫刻では使いこなさないといけない道具が他にもありますので、少しずつ進めていきましょう。
次回から栗と瓢箪に挑戦です。実際に彫り進めるとあれこれ疑問が出てくるもの、そこにしっかり応えてまいります。

継続されている生徒は、すでに自分のイメージを掴みながら創作に向かっていますので、クオリティも高く熱意があふれています。
いつ作家デビューしてもおかしくないレベルなので、これからが楽しみです。

教室にはものづくり特有の活気に満ちた雰囲気にあふれ、新しい作品が生まれる期待感と高揚感を感じる2時間半でした。
次回は1日体験教室も同時開催。すでにお申し込みもいただき、根付を通して彫る楽しさを伝えられたらと心躍ります。

近いうちに左刃を自分で作っていく授業の準備を進めています。
創作から道具制作まで幅広く学んでもらえる講座内容を目指しています。
もっといろいろ企画していきますのでご期待ください。

写真は新規生徒への初回セット。
初回セット@立川教室
誰でもその日から創作を始められるように揃えたセット内容です。

| イベント | 20:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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三人上戸

三人上戸-空観
三人上戸
春も盛りの桜下の宴、酒上戸が集まれば、笑い出すもの、泣き出すもの、怒り出すものと様々に、そのうち仲良く話が弾み、仕舞には浮世の憂さも花と散る。そんな酒なら、いつでも酌み交わしたい。


「笑ひ上戸」 
象牙 H3.8×W3.4×D3.1cm
酒器を積み上げて酒を注ぐ贅沢な遊びに興じる大尽をイメージ。羽織姿に白足袋、座布団に肘あて、左団扇ならぬ左扇子でいかにも楽しそうに高笑い。
笑ひ上戸-空観


「泣き上戸」 
象牙 H3.4×W3.2×D2.8cm
江戸の伊達男、助六に憧れるものの、どこか一つ足りない「助五」という架空の人物をイメージ。惚れた花魁には振られ、背中に彫った入れ墨がヒリヒリ傷んでくる。着物の柄の花札はカス札ばかり。こんな時は通い徳利に身を寄せて愚痴をこぼす。徳利に書かれたは大店「三浦屋」のはずがやはり一つ足りない。
泣き上戸-空観


「怒り上戸」 
象牙 H3.3×W4.2×D2.8cm
火事と喧嘩は江戸の華とばかりに威勢のいい火消をイメージ。祭りが大好きで、粋な牡丹の着流しで今日も義侠の啖呵を切る。その顔はまるで獅子のよう。獅子舞の頭はそんな主人の話は聞き流して、柄杓のお神酒を隙あらば一口舐めようと狙っている。
怒り上戸-空観

| 根付作品 | 09:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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【お知らせ】立川教室、ついに始まります!

立川教室
【お知らせ】4月から立川朝日カルチャーでの教室が始まります。
今まで生徒をとっていなかった私ですが、およそ20年の試行錯誤のキャリアの中で少しでも役に立つことを教えることができるのではないかと思い引き受けました。教えるというよりも、共に深く学びたいと思います。

本講座では長い時間をかけて一から手順を指導していきますが、短期間でノウハウを学びたいという方のためにたダイジェスト版体験教室を別枠で開催することになりました。1日体験、しかも約2時間に伝統技法のエッセンスを凝縮して、根付の創作を学べる教室です。これは朝日カルチャー会員以外の一般の方でもご参加いただくことができます。

題材は講師のひとりでもある 北角 両(きたずみ りょう)先生の「仔犬」です。ゴールデン・レトリバーの愛らしい仔犬が今回のテーマです(今年が戌年だからというわけではありませんが、たぶん)。
ポイントは生き生きとした表情が出せるかですね。かわいらしさを演出するプロポーションと、体のかたむけ方など一緒に探っていきたいと思います。
体験教室
【伝統技法でつくる犬の小根付】 日常のひとコマを形に
1日体験教室のご案内

開催は4月27日(金) 18時20分から20時40分
朝日カルチャーセンター立川 
詳しい内容はこちら≫
お気軽にお問合せください。

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【お知らせ】根付教室@立川

根付を創作する教室を4月から朝日カルチャー立川で開講させていただくことになりました。
これは先輩である黒岩明氏からご推挙いただき、現在の立川教室を引き継ぐ形で担当させていただきます。微力ながら私なりに根付の普及につながるよう準備を進めています。

担当は金工を活かした独創的な世界を描く上原万征氏、詩情豊かな表現を得意とする北角両女史、私の3名と、オブザーバーとして国際根付彫刻会会長である黒岩明氏の4名でそれぞれ第一線の経験を活かしながら指導にあたります。

朝日新聞朝刊にも掲載になりましたので併せてご案内させていただきます。

朝日新聞20180213詳細
写真:朝日新聞 2018年2月13日朝刊(部分)


私も根付を知ってから早いもので25年になります。その後創作を初めて20年、日頃から創作を通して感じていることを、生徒さんたちと共有し、研究を深め、発展させていくことができるような教室にしたいと思っています。

生徒さん達の個々の発想を自由に広げ、世界にひとつだけの根付を造形する醍醐味を感じてもらえるよう、一緒に楽しみたいものです。加えて将来作家活動を目指す方にも有益な情報や伝統技法を伝えるよう、生徒さん達の要望にも対応します。

根付の本格的な創作技術を教える機会が少ないなかで、基礎から応用まで幅広く学べる場にしていきたいと思います。

詳しくは≫ 朝日カルチャーセンター立川 根付教室
ご興味あるある方はお問合せください。

それから誰でも参加できる1日体験教室を開くことになりましたので、追ってお知らせします。

朝日新聞20180213
写真:同朝日新聞 全体

| イベント | 12:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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源氏物語「夕顔」

夕顔 空観根付

源氏物語「夕顔」
象牙 H8.5×W3.4×D3.4cm 銘 空観

源氏物語のなかで夕顔の君は可憐で従順な佳人薄命の女性として登場し、光源氏が初めて知った恋の相手、すっかりとりこにしてしまいます。

夕顔が「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花」と扇に手折れの夕顔を添えて、光源氏に差し出したことから二人の物語が始まります。
それを基にしながら、優雅で豪華な雰囲気と持たせながら、夕顔とのはかなげな恋模様を表現してみました。

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| 根付作品 | 18:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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憧憬

憧憬 空観根付
憧憬 どうけい
象牙 ラピスラズリ・トルコ石・琥珀・へご 横3.7×高5.2×奥3.0cm 
銘 空観

イルカに乗った人魚を表現しました。人魚の手には、海のかなたから流れ着いた瓶が握られています。人魚は海底と地上の世界の境を超えることができないため、初めて瓶を見ました。そこには見たことのない「花」が入っていました。その「花」を送った相手に思いを馳せます。はるか遠い地上の世界を夢見て、憧れている姿です。

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| 根付作品 | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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保名

保名 空観根付

保名 やすな 
象牙 横4.1×高3.7×奥2.7cm 銘 空観

清元「保名」を作品化しました。
伝説の貴公子、安倍保名は、亡き恋人の面影を追い求めて、今日も春の野辺をさまよいます。つがいの蝶が仲睦まじく飛び交う姿に、在りし日の恋人との追憶を重ね、形見の小袖に恋人の温もりを感じ、ふと一人残された身の上を思い出すといった複雑な心境を表現しました。


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| 根付作品 | 16:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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