こんな日は月でも観に行こう

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小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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ギャラリーツアー第2弾のお知らせ

ギャラリーツアー20170128

今週末11日(土)11時から私が担当するギャラリーツアーが三鷹市美術ギャラリーにて開催されます。

歴史をひもときながら、根付の隠れた魅力を作家目線でご案内させていただきます。根付は江戸から400年のドラマが詰まっていてエピソードも盛りだくさん、話が止まらないかもしれませんが、そこは大目に見てくださいませ。
ご来場の方からの質問にも答えながら楽しく根付談義ができたらと思います。
よろしければどうぞお立ち寄りください。

1月にも多くの方々にご参加いただきまして誠にありがとうございました。写真はその時の様子です(三鷹市美術ギャラリーから許可をいただき使用させていただきました)。

以下 三鷹市美術ギャラリーサイトからの抜粋
出品作家によるギャラリーツアー
【日時】
3月11日(土) 11:00〜  及川空観
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー 展示室
【参加費】 無料 ※観覧料が必要です
当日、直接会場へお越しください。

詳しくは 公式サイト≫

| イベント | 21:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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渾身

渾身_空観
渾身 こんしん  
象牙 横3.6×高4.5×奥2.5cm 銘 空観 花押  

勢い余って1回転するほどの空振り。見送ってストライクを取られるよりも、積極的に攻めて空振りする方が清々しくその姿勢にエールを送りたくなるものです。たとえヒットにならなくても、それまでに何発もファールで粘ればピッチャーを追いこみ、疲労させる計算があったかもしれません。甘い球めがけて渾身の大一番、見事な空振りでした。

渾身_背面_空観

| 根付作品 | 16:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一夜限りの対談イベントのお知らせ

根付ナイト 伊多呂×空観 対談先日の三鷹市美術ギャラリーの盛況を受けて、イベントのお誘いをいただきました。
対談の相手には、現代根付師 伊多呂さんを迎えて、根付の面白さを楽しく語るひとときをお過ごしいただこうという企画です。

内容は根付の古典根付と現代根付の魅力、二人の仕事やこれからの根付のことなどいろいろ語ります。根付を初めてという方にも分かりやすく、また根付を深く知ろうとする人にも楽しんでもらえるように、会場の雰囲気に合わせて話題もどんどん変わっていくとは思いますが、そこはご一興、大目に見ていただけたら幸いです。

定員30名と限りがありますので、ご参加の希望やご興味あるかたは下記までお問合せください。


●イベントの詳細(ちらしより)
「根付ナイト
 ~根付師対談 根付のみかた、もちかた、そだてかた~」

対談内容:
現代根付師の伊多呂氏、及川空観氏、が根付の楽しみ方、根付師の仕事、古典根付の魅力と現代根付のこれからについて語り合うスペシャル対談です。

ゲスト:伊多呂氏(根付師)、及川空観氏(根付師)

日程:3 月16日(木)
時間:19:30開始(19:00開場)
参加費:2,500円 参加者特典あり
定員:30名 会場:6 次元 (http://www.6jigen.com/)
住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
会場地図:http://www.6jigen.com/map.html
お申込み・お問合せは:g.m.noriko@gmail.com(担当 石水まで)

| イベント | 17:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トークイベント盛況裡に幕を閉じました

三鷹市美術ギャラリーさる2月26日(日)に三鷹市美術ギャラリー 特別イベントとしてトークショーを開催しました。
定員70名のところ103名の来場ということで、熱気に包まれたイベントとなりました。多くの方にお越しいただき誠に感謝しております。登壇をかって出てくれた、伊多呂さん、和地一風さん、栗田元正さん、ご協力ありがとうございました。

第1部は、私が初めて日本美術の奥深さに開眼した際の驚きと衝撃に始まって、なぜ今根付を彫る意味があるのかという使命感を語らせていただきました。

第2部では上述の気鋭作家3名を加えてのトークセッション。創作に対する姿勢や信条を3名の生の声でお届けすることができました。また今後の根付の可能性を感じさせる、濃い内容でした。

質問では「使える根付と使えない根付」の意図について、「創作のモチベーションの保ち方」について、「それぞれのおすすめの作品は?」と様々いただきました。最後に小学生のギャラリーツアーの際に子供たちがとても興味を持ってくれたことをご報告いただき感涙しました。子供たちの素直な気持ちに応えられる作品を生み出すことが、創作家にとって一番の試金石だと思っているのでうれしくなり、ついホロッと。

こうして無事に終了したのもご参加いただいた方、ご協力いただいた方々のおかげとお礼申し上げます。
そして今回の企画を進めていただいた三鷹市美術ギャラリーには感謝してます。

| イベント | 07:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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産経新聞で根付展を掲載

産経新聞朝刊20170202知人から本日付け2月2日の産経新聞に、三鷹の展覧会の記事が載っているとのお知らせをいただいたので、早速見てみました。文化欄に記事が大きく取り上げられています。私の作品「再生 イカロス」{詳しい解説はこちら}をはじめ、伊多呂さん、黒岩さん、良舟さん、仁さんなど写真で掲載されています。(左の画像をクリックすると大きな画面になります。)

これにより多くの方が根付の世界に親しんでもらえたらと願うばかりです。


追加:ネットでも紹介されているそうです。
産経新聞 「根付 江戸と現代を結ぶ造形」展 復活、進化する伝統工芸

| メディア | 10:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ギャラリーツアーのお知らせ

如意先般ご紹介した三鷹市美術ギャラリーにおいて、私が担当するギャラリーツアーを今週28日(土)に行います。詳細は以下の通りです。よろしければどうぞ足をお運びくださいませ。

江戸から現代にいたる400年の根付の発展を概観しながら根付の魅力をご紹介してまいります。

幾多の衰退の危機を乗り越えてなぜ現代まで脈々と続いてきたのか?
そもそも根付とは何なのか?
根付はどんな風に作られるのか?
根付の面白さとは?
根付作家になるには?
等々、私見もいれながら分かりやすく説明いたします。参加された方からの質問にも答えながら楽しんでもらえるように努めさせていただきます。

次回(2/11)は黒岩明会長となります。今回ご予定があわなかった方はぜひこの機会にお訪ねください。

※写真は展示作品 「如意」2001黄楊

出品作家によるギャラリーツアー
【日時】
①1月28日(土) 11:00〜  及川空観
②2月11日(土・祝) 11:00〜 黒岩明(現代根付作家・国際根付彫刻会会長)
③3月11日(土) 11:00〜  及川空観
【会 場】 三鷹市美術ギャラリー 展示室
【参加費】 無料 ※観覧料が必要です
当日、直接会場へお越しください

| イベント | 11:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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三鷹市美術ギャラリーでの展覧会が始まりました。

以前お知らせした、「根付-江戸と現代結ぶ造形展」が本日から始まりました。
私も先日搬入に行ってきましたが、展示が見やすく工夫されていて、また5人の作家コーナーなども多彩で今までの根付の展覧会とは一味違ったものになっていました。それと今回は展覧会図録に力をいれているので、私も楽しみにしています。

根付を「楽しんでいる」というテーマでアトリエ風景やマグカップ、衣装展示まで、私が普段から愉しんで創作していることをご覧いただこうということでコーナー展示してます。他の作家さんが牙彫が多いので、私のコーナーでは木彫用の彫刻刀を展示してます。
三鷹駅南口徒歩1分、よろしければお出かけくださいませ。

私も観覧の邪魔にならないように平日の空いているときに行こうと思っています。
ギャラリーツアーの原稿など取りまとめております。
kukan_medusa2.jpg
展覧会のフライヤー(ちらし)掲載の「メドゥーサ」の背面(こちらも展示されています)

三鷹市美術ギャラリー 公式サイト

| イベント | 16:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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勇将

勇将 空観

勇将 ゆうしょう  象牙 横4.0×高4.8×奥2.5cm 銘 空観 花押 

「勇気」をテーマに制作した作品です。

鍛え抜かれた技と術が応酬する勝負の世界、果たしてどちらに勝利と勇気の女神がほほ笑むのか。
今年も華々しい活躍で日本中を熱くしたオリンピックの選手たちにはたくさんの勇気をいただきました。オリンピックにかける選手たちが極限に挑む姿勢や、苦しい練習に耐えた成果、そしてその精神力の強さに私たちは人類の進歩と矜持を感じるからこそ感動するのでしょう。

作品は、勝利の女神がオリーブの冠を持ち、前に一歩を踏み出そうとしています。背景にはオリンピック競技の選手たちの姿が重なり、全体でメダルの形になっています。選手はアールデコを意識しながらスピード感を表現してみました。


勇将(側面)空観

| 根付作品 | 10:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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月刊 教育美術に作品が掲載されました。

教育美術 9月号私の古くからの友人である大西弘祐君が根付を美学的な立場から論及した「根付における『触覚』について」が月刊誌で掲載されました。この機関誌は創刊から80年にわたって子どもたちに美術を通して豊かな情操と想像力を育むことを目的にした月刊誌です。(「教育美術」9月号 No.891 出版社サイトはこちらです。)

そのなかで根付独自の美意識を、美術史家アロイス・リーグルの視知覚の概念に準拠しながら、触覚と視覚のせめぎ合いと位置付け、鋭い論評を加えています。

内容を簡単にまとめますと、根付の意匠が丸く滑らかにまとめる触覚の快さから、次第に視覚的要素の取り込み、根付の造形に一層の磨きをかけ、単一像から複合像へと進展しました。また群像の織りなす世界「物語」を取り込み、見ることから始まる驚きを増やし、さらに発展を促しました。

根付の意匠の変遷を美術史の流れにあわせてまとめた上で視覚と触覚の相乗効果による新しい美意識の創出にまで言及しています。

そのなかの私の作品が紹介された箇所を引用いたします。
以下長くなりますが、本文からの引用です。

夕霧 空観「さて、根付の制作者は、根付を視覚に訴える方法として、色による明暗や質感・主題の強調といった主に色覚の差異による表現に深く気を配り(写真「夕霧」)、他方、触覚に訴える方法として、根付の基本的な形状である丸みに添うように、対象を変形させたり湾曲させたりして、物質的な心地良さを作りだすために考えをめぐらせる(写真「如意」)。
nyoi.jpgそしてこれら一見すると互いに反目しあう視覚と触覚の観点を考え合わせ、全体のフォルムを手に馴染みやすい形状にまとながら、その中で視覚的な訴求が図られる。手に馴染みやすい形状とは、丸みを基調にして根付を握りこめる大きさにつくり上げることである。

握り込める大きさは、根付を手に取る者に、掌に全てを納めさせることで安心感を与える。さらに、ディテールの全てを把握させ、また全体の凹凸の変化を指先で感じ取らせることによって、根付のイメージをより広げさせることができる。対して、根付が大きくなれば、ディテールや凹凸の全てを一斉に把握することはできず、根付に触れられない部分は触れること以外の何らかのイメージで補わねばならない。その結果、触覚によって想起されたイメージは拡散し、手に取る者に不安感を与えてしまう。根付はこのように手に馴染む大きさに整えられながら、色彩が施されたり色彩に頼らない凹凸や大小などの形態の特徴を以て、コントラストが付けられていく。根付はあたかも視覚と触覚が対話、あるいは超克しあいながら高次な融合を目指すかのように、制作者の手によって、もうこれ以上手が尽くせない精妙かつ完全な彫刻として完成する(写真「隗始 メデューサ」)。」
隗始 メデューサ

| メディア | 10:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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展覧会とイベントのお知らせ

根付 江戸と現代を結ぶ造形関東地区でなかなか現代根付を紹介する展覧会が少ない中、三鷹市美術ギャラリーで「根付~江戸と現代を結ぶ造形」が開催されます。いつも事後報告ですが、今日は来年の展覧会の告知となります。

展示作品は京都清宗根付館所蔵の古根付50点ほど、現代根付250点ということで現代作家のものがメインとなります。時間軸で歴史的にも追えるし、作家の多様性に注目してもよいし、さまざまな見かたで楽しんでもらえる展覧会です。会期は2017年1月14日(土)~3月20日(月・祝)で、時間は10:00〜20:00までと遅くまで開館してます。三鷹駅から徒歩一分なのでアクセスも便利です。

私の作品もいくつかまとまって陳列いたします。私自身の作品解説やアトリエの再現、ファッションとのコーディネートなどの特別コーナーも設けますので、私の世界観を感じていただけるのではないかと思います。

またイベントとしてギャラリートークと講演会も予定されています。
ギャラリートークは黒岩明氏(国際根付彫刻会 会長)と私が担当します。これは来館者の方と館内をめぐりいろいろな作家の作品説明をするという企画です。作家自身の解説を聞くことができるのは現代根付ならではですが、現会長である黒岩氏は宝飾業出身であり、彫刻だけでなく漆も使用する独自のスタイルを持ち、カルチャー教室での講師など多彩な経験と造形表現が特徴で、私とは違った切り口で解説されると思います。イベントの日程は下記のサイトをご覧ください。

講演会は私が進行役となり、今をときめく実力派の伊多呂氏、栗田元正氏、和地一風氏が勢揃い。作家それぞれの創造の源泉と現代における根付とは何かを一緒に探っていきます。どんな内容を引き出すことができるのか、進め方をあれこれ考えているところです。

それと私は関係してないのですが小学生を対象としたワークショップもあり、個人的には子供たちが根付をどう感じるのか、どう表現するのか、とても感心があります。年齢をごまかして参加してみたいくらいです。

それ以外にも多くの根付師たちも積極的に関与していて、単なる作品展示だけでなく作家の個性や創作の側面を立ち上げることで、より立体的な構成を楽しんでもらえる展覧会になりそうです。お近くにお寄りの際はぜひ足をお運びください。

詳しくは三鷹市美術ギャラリーのサイト 
根付~江戸と現代を結ぶ造形

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