カテゴリー :根付作品 こんな日は月でも観に行こう
FC2ブログ

こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

三人上戸

三人上戸-空観
三人上戸
春も盛りの桜下の宴、酒上戸が集まれば、笑い出すもの、泣き出すもの、怒り出すものと様々に、そのうち仲良く話が弾み、仕舞には浮世の憂さも花と散る。そんな酒なら、いつでも酌み交わしたい。


「笑ひ上戸」 
象牙 H3.8×W3.4×D3.1cm
酒器を積み上げて酒を注ぐ贅沢な遊びに興じる大尽をイメージ。羽織姿に白足袋、座布団に肘あて、左団扇ならぬ左扇子でいかにも楽しそうに高笑い。
笑ひ上戸-空観


「泣き上戸」 
象牙 H3.4×W3.2×D2.8cm
江戸の伊達男、助六に憧れるものの、どこか一つ足りない「助五」という架空の人物をイメージ。惚れた花魁には振られ、背中に彫った入れ墨がヒリヒリ傷んでくる。着物の柄の花札はカス札ばかり。こんな時は通い徳利に身を寄せて愚痴をこぼす。徳利に書かれたは大店「三浦屋」のはずがやはり一つ足りない。
泣き上戸-空観


「怒り上戸」 
象牙 H3.3×W4.2×D2.8cm
火事と喧嘩は江戸の華とばかりに威勢のいい火消をイメージ。祭りが大好きで、粋な牡丹の着流しで今日も義侠の啖呵を切る。その顔はまるで獅子のよう。獅子舞の頭はそんな主人の話は聞き流して、柄杓のお神酒を隙あらば一口舐めようと狙っている。
怒り上戸-空観
スポンサーサイト

| 根付作品 | 09:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

源氏物語「夕顔」

夕顔 空観根付

源氏物語「夕顔」
象牙 H8.5×W3.4×D3.4cm 銘 空観

源氏物語のなかで夕顔の君は可憐で従順な佳人薄命の女性として登場し、光源氏が初めて知った恋の相手、すっかりとりこにしてしまいます。

夕顔が「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花」と扇に手折れの夕顔を添えて、光源氏に差し出したことから二人の物語が始まります。
それを基にしながら、優雅で豪華な雰囲気と持たせながら、夕顔とのはかなげな恋模様を表現してみました。

作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 18:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

憧憬

憧憬 空観根付
憧憬 どうけい
象牙 ラピスラズリ・トルコ石・琥珀・へご 横3.7×高5.2×奥3.0cm 
銘 空観

イルカに乗った人魚を表現しました。人魚の手には、海のかなたから流れ着いた瓶が握られています。人魚は海底と地上の世界の境を超えることができないため、初めて瓶を見ました。そこには見たことのない「花」が入っていました。その「花」を送った相手に思いを馳せます。はるか遠い地上の世界を夢見て、憧れている姿です。

作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

保名

保名 空観根付

保名 やすな 
象牙 横4.1×高3.7×奥2.7cm 銘 空観

清元「保名」を作品化しました。
伝説の貴公子、安倍保名は、亡き恋人の面影を追い求めて、今日も春の野辺をさまよいます。つがいの蝶が仲睦まじく飛び交う姿に、在りし日の恋人との追憶を重ね、形見の小袖に恋人の温もりを感じ、ふと一人残された身の上を思い出すといった複雑な心境を表現しました。


作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 16:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

孫悟空

孫悟空 空観根付

孫悟空
朝熊黄楊 横4.1×高4.1×奥3.8cm 銘 空観

言わずと知れた孫悟空、有名過ぎて説明の必要もありませんが、児童書で読んだ幼いころ、ページをめくるたび手に汗を握りながら心躍らせたものでした。そんな冒険活劇への浪漫に想像を膨らませながら表現してみました。


作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 12:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

豪勇無双 スサノオ

豪勇無双_空観
豪勇無双 スサノオ
象牙 横3.8×高4.9×奥2.5cm 銘 空観 印

古事記に登場する英雄神話、スサノオのヤマタノオロチ退治。そこには勇気と知略によって試練に立ち向かう姿が描かれています。八つの頭を持つヤマタノオロチは、それぞれ別の表情にして威嚇、驚嘆、酩酊、気絶、困惑等々のストーリーを持たせました。


作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 08:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

渾身

渾身_空観
渾身 こんしん  
象牙 横3.6×高4.5×奥2.5cm 銘 空観 花押  

勢い余って1回転するほどの空振り。見送ってストライクを取られるよりも、積極的に攻めて空振りする方が清々しくその姿勢にエールを送りたくなるものです。たとえヒットにならなくても、それまでに何発もファールで粘ればピッチャーを追いこみ、疲労させる計算があったかもしれません。甘い球めがけて渾身の大一番、見事な空振りでした。

渾身_背面_空観


作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 16:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

勇将

勇将 空観

勇将 ゆうしょう  象牙 横4.0×高4.8×奥2.5cm 銘 空観 花押 

「勇気」をテーマに制作した作品です。

鍛え抜かれた技と術が応酬する勝負の世界、果たしてどちらに勝利と勇気の女神がほほ笑むのか。
今年も華々しい活躍で日本中を熱くしたオリンピックの選手たちにはたくさんの勇気をいただきました。オリンピックにかける選手たちが極限に挑む姿勢や、苦しい練習に耐えた成果、そしてその精神力の強さに私たちは人類の進歩と矜持を感じるからこそ感動するのでしょう。

作品は、勝利の女神がオリーブの冠を持ち、前に一歩を踏み出そうとしています。背景にはオリンピック競技の選手たちの姿が重なり、全体でメダルの形になっています。選手はアールデコを意識しながらスピード感を表現してみました。


勇将(側面)空観


作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 10:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

Enlightenment 啓発

enlightenment_空観

Enlightenment 啓発  私物
水牛角 アクリル  根付 高5.2×幅3.3cm

漆黒の闇の中をただひたすら歩いていく。突然一条の閃光があたりを照らし、そこには今まで見たことのない景色が広がっている。
遠くまで来たのか、どこにいるのかさえ分からない。もしかしたら元の位置に戻ってきたのかもしれない。ただ分かることといえばその場に新しい次元の自分がいるということ。

人生は直観に満ちていて、あらゆるものに真理が隠されている。自分から見ようとすればするほど、奥に潜むものがどんどん見えなくなる。逆に見たものを抽出し分解していくと見えるものがある。分析して編集することで世界を捉えなおす。それが今回のタイトルにつながっている。一瞬のひらめきが世界を変える灯火になることもある。啓発とはそういうものであろう。

この作品は自分用に実用を目的とした提げ物一式である。さきの根付鑑賞会において披露した。

視覚よりも触覚に訴えるという点で具体的なモチーフにこだわらずに抽象的なフォルムにまとめた。抽象的なフォルムになったことで洋服にも合わせやすくなったとも言える。

現代根付は主題を重視しがちな傾向にあるので、今回はあえて寓意的な表現とした。素材は昨今の環境保護の問題を意識して選んでいる。今までの作品の傾向とは違った方向性であるが、新しい視点をもたらすものとして楽しむことができた。

| 根付作品 | 12:35 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

洛中狂騒曲

洛中狂騒曲表

洛中狂騒曲 らくちゅうラプソディ
黄楊 横4.1×高4.8×奥3.2cm

「浮世又兵衛」とも呼ばれ浮世絵の祖と崇められる、岩佐又兵衛が江戸時代初期に京都を舞台に当時の風物を鮮やかな筆致で描いた風俗画に、国宝「舟木本洛中洛外図屏風」があります。その生き生きとした表情や身をくゆらせる極端な動きに魅せられ、今回はその大和絵の作風をいかした造形としました。桃山時代から江戸初期に続く激動の時代にあって活気に満ちた市井の人々には、権力に屈しないたくましさが感じられます。

洛中狂騒曲裏


作品一覧に戻る≫

| 根付作品 | 11:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。