アーカイブ :2009年10月 こんな日は月でも観に行こう

こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

2009年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年11月

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空観解体新書 その5 隠されたミステリー

kukankerberos.jpgブログはまだ限られた方にしか案内してませんが、ご覧いただいた方から激烈な励ましや「気分が引き締まりました」とのお言葉をいただき、書き始めて良かったと思っています。この場をお借りして皆さまに感謝を申しあげます。

さて今回の話。「空観根付の最大の特長は?」と尋ねられたら、私は「物語性です」と答えます。今まで空観解体新書では根付の造形について語ってきましたが、実は私が根付に一番求めるものは、メッセージ性なのです。

私が詩人のように言葉を操れたら、または作曲家のように音階を奏でられたら根付師にはなっていなかったと思います。私は根付で絵本のような物語を作りたいと思っています。

作品を通してコミュニケーションをとっていきたい。根付という決められた制約の中で最大限の信条を封じ込めたい。自らの生きざまを刻みこむことが彫刻家の信条です。そのためには自分自身が価値ある人間でなくてはならない。

I am Somebody.(私には価値がある)  大切な友人から教わった言葉です。

鳥たちには鳥たちの生き方がある。雑草には雑草の生き方がある。風には風の。
人には人のそれがある。決して聖人君子の話でなく、欠点だらけでもいい、ありのままの自分に価値を認めることが大切だと思います。

これからの社会にどう向き合うのか、どう生きるのか、常に自問しながら美を求道していく。 

少し優等生の弁論口調になってきたので、話を戻しますが、
根付は四方八方いろいろな角度から見ることができるので、さまざまなミステリーを封じ込めることができます。これが根付の真骨頂だと私は思うのです。単に対象物の写実だけでなく、多くのなぞ解きやメタファーをちりばめることが、空観根付の目指すところです。

私の根付に、今までの根付と違う印象をもたれる方が多くいらっしゃいます。その理由の一つとして「物語性」を解体してみました。

写真は地獄の番犬ケルベロス。彼が守りたかったものは・・・?

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