試験では絶対出ない問題 こんな日は月でも観に行こう
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小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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試験では絶対出ない問題

空観 円満大王私の兄は高校教師をしていて、しかも数学ということで私とは全く反対でそれだけで尊敬してしまいますが、今年度は大学受験を受ける3学年を担当していて、学業成就の願かけに冬からひげをそらずに山男のようになるつわものです…。

学生たちが朝から晩まで勉強している季節となりました。
私も学生時代そこそこ勉強しましたが、一つだけ試験にでなかった問題があります。

なぜ勉強するのか?

正解ばかり競っていた学生時代より社会に出て正解のない問題に直面する実生活が長くなりましたが、勉強や学習は日々続くものですから、学生だけのものではありません。しかしなぜ勉強するのかということを最初に学んだらもっと世界が開けたかもしれません。

霊長類のなかで猿から人類への分化した理由のひとつに道具の利用があります。道具を使う技術や仕組みを学習することから人間は誕生したといえます。道具を使うことで火の利用を学び、狩猟だけでなく農耕を始め、言葉を発達させ、貨幣経済を生み出し国家を形成する基礎を築いてきました。

宗教は神秘の世界を、科学は実存の世界の秘密を全て解き明かそうとして互いに干渉しあいながら発展してきました。
科学の発達は目覚ましく、科学の応用による現実社会は神の領域まで迫ろうとしています。

そのようにして地球上の最終進化したとする人類が築き上げた英知を学んで継いでいくことは大切なことです。
学習することで物事のさまざまな状態を正しく認識して理解することはできます。

しかし、物事の存在の本質にたどり着くことはできないと私は考えます。

例えば人間の体の成り立ちや仕組みはどんどん解明されています。
しかしなぜ生きるのかという存在価値は学習からは学べません。

宗教も科学もそのことに答えてはいません。

そのことを気付かせてくれるのが芸術のあるべき姿なのです。
物事の奥に潜む「真理・真相・真実」との架け橋を担っているのです。

私が根付を通して表現したいのはそのことです。

写真は「円満大王」。誰もが笑っていられる世の中にしたいものです。

| コラム | 09:12 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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