スズメの不思議 こんな日は月でも観に行こう
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小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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スズメの不思議

空観 雀今日はスズメについて調べたことをまとめておきたいと思います。スズメは人里から離れたところでは数も減るといわれ、人間とのくらしに密着してきました。
専門家によればスズメは50年前に比べ10%に減少したそうです(現在の国内生息数1800万羽ほど)。
スズメの「スズ」は、その鳴き声とも、小さいものを表す「ササ(最小)」とも言われ、スズメの「メ」は、「群れ」の意味か、ツバメ・カモメなど「鳥」を表す接尾語とのこと。

スズメの啼き声は、平安から室町時代までは「シウシウ」、江戸時代から「チーチー」「チューチュー」と表現され、現在の「チュンチュン」へと移り変わったそうです。
なお、古代のサ行は、「si」ではなく、「ts」の音であったといわれ、先述の「シウシウ」は、現在の発音の「チウチウ」に近い音であったと考えられます。

スズメの「スズ」は、第二音節が清音で「ススメ」「ススミ」と呼ばれていたため、「シウシウ(チウチウ」)」という鳴き声を写したものが「スス」と考えても不自然ではなく、また、小さい意味の「ササ」は「ススキ」の語源にも通じ、スズメは身近な小鳥であるから、「ササ(最小)の説も考えられるそうです。

スズメは秋の稲穂をついばむため農家からは害鳥とされますが、中国では1958年2月から、農作物を食い荒らすスズメの大量捕獲作戦を行なった結果、害虫が大繁殖して飢饉を招いたことがあるそうです。何事もバランスが大切ですね。

このスズメは、一方で「神の使い」として慕われてもきた歴史もあり、京都伏見稲荷では門前の名物になっています。古くは蘇我馬子を雀に喩えたり、突然変異で色素が無い「白スズメ」を古来より瑞鳥として、聖武天皇や桓武天皇などに白スズメを献上したと記録されているそうです。
西洋では幸せの青い鳥ですが、日本では幸せの白いスズメと言えます。

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