思いの深さを刻む こんな日は月でも観に行こう

こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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思いの深さを刻む

兎 木彫縁あって四国巡礼に行ってきました。八十八か所全て廻ってきたわけでないので話すのも図々しいですが、少しだけ自らの気持ちと向き合う時間を持つことができました。。

そもそも昨年から行こうと思っていましたが、東日本大震災を経て何よりも思いが強くなって行くことができました。敬虔な仏教徒でない私には巡礼の行為そのものに意味があるというより、その機会の中で何を感じたかということが大切だと思い帰ってきました。私が感じたのは、今まで多くの人達が長い時間をかけて積み重ねてきた祈りの重さでした。それは生きるという願いの結晶であり、幸せへの執念だと思います。それをひしひし感じながら、それを眼の前で見て、あらためて人々の熱い気持ちと願いを実感することができました。

時間を経ても色褪せることのない存在感。風雪にさらされて色濃く残る祈りの本質。幾多の人々の願いがさらにかけがえのない価値を生む。そうした繰り返しが何百年、何千年も行われていく。

そのなかで私は何を感じ、何を残せるのか?心を込めるということは難しい。ややもすれば自分勝手な都合を込めてしまいがちだから。先人たちの遺産に素直に向き合い、ただただ自分の小ささを感じながら回ってきました。

震災のあと毎日を必死に生きていらっしゃる宮城のお客様から私なりの観音菩薩をというお話がありました。本当の意味で私が被災された方々を救えることはできません。しかし前に進もうという思いは一緒です。共に時代を生きていくための礎を、いつか作品という形に結びつけたいと思います。

| コラム | 09:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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