暁穹 こんな日は月でも観に行こう

こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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暁穹

暁穹 空観

『暁穹』ぎょうきゅう(あかつきのそら)
一条の光は全てのものに降りそそぐ
マンモス牙 H44×W42×D29    

飛行機の中から夜明けを見た人なら、水平線があらゆる宝石よりも美しい光をまといながら繰り広げるスペクタクルショーに我を忘れた経験が一度や二度あることでしょう。やがてまばゆい色彩の中から一条の光が射し込み、次第に世界を照らしていくとき、太陽が地球という惑星の昼と夜を分かち、気候を左右し、季節を生み出し、生態系にまで様々な影響を与えるという宇宙の摂理を改めて感じることでしょう。
私と同郷の詩人、宮沢賢治は「暁穹への嫉妬」という詩で、リアス式海岸から見る朝焼けの美しさを称えています。
暁の空から放たれる一条の光はあたかも永遠の愛のごとく全てのものに降り注ぎ尽きることはありません。「暁穹」あかつきに染まる弓なりの空の意味で、ギリシア神話に登場するクピドが全身をのけぞらせて矢を射った姿と重ねました。


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