空観 こんな日は月でも観に行こう
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こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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空観

J0006.jpg今日は私の名前の話。
本名は及川昭二で、昭和に生まれた次男坊ということで「昭二」。まぁ、なんて単純なつけ方・・・。
というわけで意味はともかく、音だけもらって、以前は「おいかわしょうじ」で活動していました。

2006年に本格的な作家活動をするにあたり、作家名をつけることにしたのですが、自分の名前というのは難しいものです。いろいろ迷った挙句、ピカーッと閃いたのがこの「空観」です。

何もない(空)なかから、価値あるカタチを観つけていくという意味で名付けました。
彫刻は素材の塊から彫っていきます。
塊のなかに何を見つけることができるか自分でもワクワクします。
この名前には常に前向きに彫ろうとする姿勢も感じられて、初心の大切さを気付かせてくれます。
もともとの漢字の意味は
空・・・小さい窓から天に通じる、見るという意味
観・・・神のお告げを運ぶ鳳の声を聞く、見るという意味
ということでとても気に入っています。

また昭二という名前は、2番というイメージが強いですが、よくよく考えてみると、1番は誰かに譲る奥ゆかしさとか謙虚さがあって、日本的な譲り合いの精神を表しているような気がしています。
ではその1番とは誰か、人智を超えた至上の存在、私の場合美の神ということでしょうかね。
創作に身を置くものとして、美の神を常に意識する立場を教えられる名前です。

名は体を表わすというように、自らの名前の意味の深さに不思議さを感じます。

写真は「雷神」のビフォーアフター。象牙を切り出したところと、荒彫りの状態。
変形している象牙の形状に合わせ、まず顔の位置を基準に彫っていきます。
あなたはこの塊に何が見えてきますか?

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