美に触れると幸福を感じる こんな日は月でも観に行こう
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小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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美に触れると幸福を感じる

私の考えをまとめるためにつづり始めたブログですが、多くの方から感想や励ましの言葉を頂き感謝しています。
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先日お能を見に行ってきました。
名作「定家」は2時間を超える長い舞台でしたが、大変美しくあっという間に感じました。

日本美術や伝統芸能を見ると、その本質には様式美があります。
それぞれの流派が磨き洗練させてきた型には美しさがあります。
贅肉をそぎ落として本質に迫ろうとする永年の英知の集積です。
シンプルでありながら奥深さを秘めていて、ハッとさせられます。

ここで「様式」を辞書で引くと

(1)かたちや様子。同類のものの間に共通の、一定の形式・やり方。
(2)芸術作品・建築物などで、ある時代・民族、また流派などの中にみられる、特徴的・類型的な表現形式。

様式化するメリットは、一定の水準を保つことと、共通の価値観を与えることです。
私の大切な先輩から、美のキーワードは「心地よさを与える」ものであるとコメントを
いただきましたが、まさにその通りだと思います。

なぜ美を追求するのか?

人はそれが好きだからです。美に触れると幸福を感じる。心地よさは考えるものでなく感じるものです。

様式のなかで本質をシンプルに追求していく目標は美なのだと思います。
伝統とは革新の連続であると私は常々考えていますが、表現者として様式を守るということは先人を超えていかねばなりません。そこにはたゆまぬ創造がなければできないものです。

先日創作が苦手な芸術家 その4でルールを知って自分の殻を破ることを述べたことの補足として、付け足しておきます。

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