一黙雷如 こんな日は月でも観に行こう
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こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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一黙雷如

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一黙雷如 いちもくらいじょ 
象牙

仏法の真理を沈黙で伝えるという維摩居士の逸話より。この沈黙は宇宙に響き渡り、そばにいた五千人の菩薩の目を開かせたといいます。
大変深い言葉です。人に言葉だけでは伝えたり、諭したりすることは難しいもの。言葉でなく実践することに意味があるのだともいえます。

雷神が天を見上げて一本足で立っています。片腕を突き上げ、もう片方の腕でためをつくり、太鼓を打ち鳴らす直前の瞬間です。
勇壮な迫力と静謐感を併せ持つ造形を目指しました。

偶然にも10月は別名、雷無月(かみなかりづき)とも言うそうです。

いつも親しくさせてもらっている紳士の方から、5年程前に雷に関する言葉として教えてもらいました。雷には閃光と轟音がつきものなので、雷と沈黙を結びつけるイメージがなかなか浮かびませんでしたが、やっとカタチにすることができました。ありがとうございます。

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