根付鑑賞キーワードその1 掌中のイリュージョン こんな日は月でも観に行こう
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こんな日は月でも観に行こう

小さな変化に心を傾けてつづる空観流ひとりごと

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根付鑑賞キーワードその1 掌中のイリュージョン

空観 七つ面根付はご覧になる方が、見たまま、触れたままに楽しんでもらうのが一番ですが、今日は別の視点から鑑賞するポイントを説明します。

まずは、根付は小さなイリュージョン(幻影)。

根付、それは一寸の舞台の上で時間も空間も超えて繰り広げられる劇場世界。空想と現実のはざまで、主人公が繰り広げる物語に心奪われます。

その小さき世界に万物を集約する匠の技が見どころです。

素材や構図、題材などに作り手の構想が幾重にも積み上げられて、鑑賞者はさまざまな解釈を求められます。ミステリーを読み解くように、根付にちりばめられたなぞ解きをしていくのです。まだ見ぬ世界へのロマンが掻き立てられる好奇心ともいえます。

意表をつく発想、大胆な構図、皮肉や機知、怪奇などさまざまなしかけが隠されているのです。
根付は思い思いに空想世界を旅するワンダーランドです。

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